団体旅行のメリットとデメリット
最終更新日 2024年12月13日 by ahoboke
1,値段が安くなる
団体旅行のメリットやデメリットにはどういう点が考えられるでしょうか。
メリットとしては、まず値段が安くなることが多いという点が挙げられるでしょう。
交通機関にしても宿泊先にしてもそうですが、旅行会社がまとめて手配することでスケールメリットを出すことができ、個人個人がそれぞれ手配するよりは安くなるケースがあります。
新幹線など定価がしっかり決まっているようなものはほぼ変わりがないこともありますが、定価などあって無いようなホテルの宿泊費とか、いろいろな割引が活用できる飛行機などは明らかな差が生じることもあります。
2,旅行に慣れていない人でも安心して行ける
また、団体で一緒に行くために、旅行に慣れていないような人でもある程度安心して行けるという点もメリットでしょう。
たとえ一度は行ってみたいと思っている土地であっても、見知らぬところで全くの一人、あるいは自分たち家族だけで行動しないといけないというのは心細いものです。
とくに海外であれば治安も気になるでしょうし、言葉の問題もあることでしょう。
また、効率良く観光地を回れるかという問題も、慣れていない場所では当然あり得ることです。
添乗員付きの団体旅行であればこのような問題は大いに解決されるというか、このような不安が少ないからこそ添乗員付きのツアーを選ぶという人が多いでしょう。あるいは、一緒に参加した別の人との交流を図れることを楽しみにしている人もいるかもしれません。
3,自分勝手な行動が大きく制限される
一方でデメリットもあります。
それは上に書いた安心感の裏返しとも言えるものですが、添乗員が引率し、団体で一緒になって行動するからこそ見知らぬ土地でも安心して行動できる一方で、それは自分勝手な行動が大きく制限されるということでもあります。
自分は別の観光地に行ってみたいと思っていたとしても勝手な行動はできません。
ある観光地で、自分はここをじっくりと見てみたいから、次の観光地は飛ばしても良いと思っていたとしても無理です。
団体行動中は決められたスケジュールに従って動かなければなりません。
これは間違いなくデメリットに感じるケースもあるでしょう。
4,添乗員にかかる費用などは全体の旅行代金に上乗せされる
あるいは、費用についてもデメリットが生じる場合があります。
最初に書いたようにスケールメリットを活かせる可能性がある一方で、当たり前のことですが旅行会社の利益になる分とか、添乗員にかかる費用などは全体の旅行代金に上乗せされていることは間違いありません。
これは参加人数での頭割りになりますから、とくに人数の少ない、きめ細やかなサービスが期待できる旅行では顕著になることもあります。