青汁として利用される大麦若葉の栄養とおすすめレシピ
最終更新日 2024年12月13日 by ahoboke
身体の毒素を排出するのに役立つと人気になっている青汁の原料は、キャベツと同じアブラナ科のケールを使って作られます。
ただケールで作る青汁は青臭いだけでなく独特の苦みがあるため、健康に良いとわかっていても続けるのが難しいです。
そこで健康食品を作る企業は、ケールとほぼ同等の栄養素を持つ原料を使って青汁を作るようにしています。
そのケールに負けない栄養のある原料として、流通する青汁で使われるのが大麦若葉です。
大麦若葉の良さ
大麦若葉は大麦の収穫期を迎える秋の前に、春と夏の間に伸びた大麦の若葉を回収して乾燥させたものになります。
この大麦若葉の良さというのは、若葉であっても麦本来の香ばしい香りがするので青臭さと苦みが少ないので飲みやすいです。
そして飲みやすいというだけでなく、大麦若葉は栄養にも優れています。
特に特筆すべき栄養素といえば、ビタミンAとCそしてEになります。
これらのビタミンの特徴として、青汁を目的の一つデトックス効果に該当するのです。
ビタミンAとEは強い抗酸化力を持つ
ビタミンAとEは強い抗酸化力を持ち、全身の細胞を傷つける悪性の活性酸素を無害化する効能があります。
細胞を傷つける悪性の活性酸素は糖尿病などの生活習慣病だけでなく癌や脳梗塞といった重大な病気の原因と言われており、青汁に含まれているこれらの栄養素を吸収することでリスクを減らせるのです。
そしてビタミンCはクエン酸の元であり、レモンなどの柑橘類に含まれている栄養素になります。
細胞を弱らせる物質として悪性の活性酸素だけでなく、全身の疲労物質も厄介な部分といえます。
ビタミンCを摂取すると疲労物質の分解を促進して体から無くす
疲労物質が溜まると脳が休息するように指令が神経に出されるので、体が重く感じるもしくは集中力が落ちるなどの状態になるのです。
そこでビタミンCを摂取すると疲労物質の分解を促進して体から無くすので、高い疲労回復効果で健康を維持できます。
これらの栄養素以外にもビタミンの吸収を助けるミネラルも豊富なので、1日に1回は飲むことで足りない栄養素を補えるので体にお勧めと言えるのです。
ただ体に良いといっても、やはり青汁ということに変わりないため少なからず苦みや青臭さがあるので初心者にはなれないと飲みにくいといえます。
まとめ
そこで初心者でも食べやすい方法として、そのまま飲むのではなくスムージーやホットケーキに加えます。
スムージーは青汁に果物と豆乳そして氷を混ぜることで、果物の甘さと豆乳の脂肪分が苦み成分を包んでくれるので飲みやすくなるのです。
そして卵と小麦粉そして牛乳と一緒に焼くことで、卵と牛乳の栄養を吸収できるだけでなく焼いたときの香ばしい香りで青臭さが取れるので食べやすくなります。